キネシオテーピング Q&A     2009年5月24日更新

初めてキネシオテープを使う方や、慣れていない方、どうしてもわからないことや不安な点があります。ここでは、問い合わせなどがあった中から比較的多い質問をまとめてみました。


Q1:キネシオテープは一度貼ったら、どのくらい貼り続ければいいのですか?

A1:通常のスポーツテープ(固定テーピング)の場合、試合中あるいは練習中だけ貼るのが普通ですが、キネシオテープは日常生活時はもちろん、スポーツのプレー前、プレー中、プレー後を問わず貼っていてかまいません。キネシオテープには、予防、治療、リハビリ効果がありますから、痛み、障害のある方は、普段の生活から貼っている方が良いでしょう。障害のない方でもスポーツの種類によって痛めやすい場所に保護の目的で貼るのも効果的です。試合や練習で障害を起こした場合、応急処置としてRICES処置(R=安静、I=冷却、C=圧迫、E=挙上、S=支持)との併用でキネシオテープを使えばより効果的で、早期治癒の助けとなります。テープ自体は貼ってから3〜4日くらい持ち、その後自然にはがれてきますので、痛みが続くようであればさらに新しいテープを貼ってください。


Q2:障害が何カ所かある場合、同時にいくつも貼っていいのでしょうか?

A2:かまいません。特にスポーツ障害の場合、障害箇所が数か所にわたることが多いです。また、コンタクトプレーの多いハードなスポーツでは、固定テーピングとの併用がのぞましいでしょう。


Q3:運動中、汗でテープがはがれやすくなることがあるのですが、何かいい方法はありますか?

A3:どうしても汗をかくとテープははがれやすくなります。
現在入手できるキネシオテーピング用のテープには、通常タイプと撥水タイプのものがあります(ウェーブタイプは2種類、凹溝構造タイプはすべて撥水加工済み)。撥水加工されたテープですと通常のものに比べ、はがれにくくある程度の運動、汗の量に対応できますが、関節部などの動きの多い部分、コンタクトの多いスポーツで、はがれて困るという場合は、接着スプレーをした上でテーピングする方法もあります。ただ、スプレーをするとそれだけ肌がべとつき、かぶれの原因にもなりますので、あまり長時間の使用はおすすめしません。


Q4:貼り方が違っていると逆効果になったりしませんか?

A4:逆効果、つまりキネシオテーピングによってさらに痛みが増すということは基本的にありません。ただし、テープを貼る位置や方向が全然違っていたり、テープを引っ張っていたり、皮膚の遊びをとらずに貼るといった、間違った貼り方をした場合には、効果がでにくいことがあります。キネシオテーピングの原則の一つは、痛む筋にそって貼っていくということですが、あまり神経質になる必要はありません。多少ずれていてもそれなりに効果があるのがキネシオテーピングの良いところです。ただ、関節部分にかかる筋であれば、関節を越えて貼るということを憶えておいてください。


Q5:外傷(すり傷、切り傷など)に対してもキネシオテープを使ってもいいのですか?

A5:大丈夫です。むしろ外傷にキネシオテープを貼ると、改善が早まります。テープで覆えないほどひどい傷、深い傷や化膿している状態は別ですが、一般的な傷でしたら、キネシオテープの効果(血流やリンパ液の循環がよくなる)がでて、怪我の回復を助けます。また、打撲、打ち身といった内出血や腫れを抑える効果もあります。傷に直接貼りにくい場合などは、絆創膏・傷テープなどの上から貼ってください。傷が小さくなってきたら、直接貼っても大丈夫です。
*擦過傷や熱傷などに対してはモイストヒーリング(湿潤療法:傷は乾かすよりも、滲出液を逃がさないように、ぴったりと覆った方がはるかに治る、という療法)との併用による効果も報告されています(興味のある方は、下記参考文献B参照)。

                                   


以下、工事中



参考文献:
@キネシオテーピング「The SPORTS」 加瀬建造D.C監修
Aキネシオテーピング ガイドブック キネシオテーピング協会編
Bキネシオテーピング第23回学術臨床大会論文集
Cキネシオテーピング最新マニュアル 加瀬建造D.C著

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